新春おめでとうございます。
昨秋の衆議院選挙で、公明党は9小選挙区で全員当選、比例区と合わせて改選前から3議席増の32議席を獲得しました。私が立候補した北関東比例区では目標の3議席を獲得し、私自身も10回目の当選をさせて頂きました。真心からのご支援を頂いた皆様に心から感謝と御礼を申し上げます。
引き続き自民党との連立政権の一翼を担うこととなりました。国民の皆様の期待に応えるため、全力で取組みます。
新型コロナ対策では、新たな変異株「オミクロン株」への対応に万全を期さなければなりません。病床確保や医療人材の確保とともに、検査体制を強化します。3回目のワクチン接種については、2回目との接種間隔を原則8か月から前倒しします。さらに、コロナ対策の切り札となる飲み薬について、普及促進を図ります。
コロナ禍で傷んだ暮らしと経済の立て直しも重要です。昨年末に成立した補正予算と合わせて16か月予算として編成された来年度当初予算案を確実に今年度内に成立させ、切れ目なく円滑に執行していきます。
補正予算には、コロナ禍で経営の苦しい事業者の継続・再生を支援する施策が多く実現しました。売上減少した事業者向けの「事業復活支援金」の創設や、「ものづくり補助金」、「事業再構築補助金」の拡充などです。積極的に周知し、大いに活用して頂きたいと思います。
新型コロナの影響が長期化する中、子供たちを力強く支援し、その未来を拓く観点から0歳から高校3年生の年代まで、一人当たり10万円相当の給付を行います。これに加え、子育て・教育を国家戦略として進めていくために、公明党として、結婚、妊娠・出産、幼児教育から高等教育までの子育て・教育にかかわるライフステージ全般にわたる支援を段階的に充実させる「子育て応援トータルプラン」を策定します。
国会議員に対する文書通信交通滞在費については、各党に異論のない「日割り支給」に加え、使途公開、返還も合意形成を図るべきです。与野党の協議の場を作り、合意形成を進めていきます。
本年は参議院選挙が控えています。参議院で自民党・公明党が過半数を確保してこそ、安定した政治基盤が確立します。そして安定した政治基盤でこそ、コロナ禍の克服と日本再生を実現することができます。皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。