新春おめでとうございます。
昨年は、参議院選挙と年末の茨城県会選挙をはじめとする各地の統一外選挙で勝利させて頂きました。ご支援頂いた皆様に心から御礼申し上げます。また、昨年は、ロシアのウクライナ侵略、安倍元総理への銃撃など衝撃的な事件が起きました。今年は、ウクライナの平和回復と、物価高やコロナ禍の克服を期してまいります。
まず、第2次補正予算に盛り込んだ物価高騰対策が実行されます。ガソリン等の燃油高騰対策は、本年9月末まで当面続けます。また、電気料金、都市ガス料金の引き下げを実行します。併せて補正予算には、子育て支援として妊娠・出産期の伴走型相談支援と10万円相当の経済的支援を盛り込みました。今後、令和5年度以降も継続して実施します。
新型コロナ感染症は、重症化率、死亡率の低下と、国産飲み薬の実用化によりウィズコロナの新たな段階に近づいてきました。当面は、ワクチン接種の促進と基礎的な感染予防に万全を期し、医療提供体制の確保と共に、社会経済活動の回復を進めます。
また、安倍元総理への銃撃事件を契機に、旧統一教会の高額献金などの問題がクローズアップされ、昨秋の臨時国会では、法人等の寄付に当たり不当な勧誘を防止する新法が制定されました。悪質な勧誘行為を禁止し、借り入れや自宅・事業用資産の売却による寄付資金の調達要求が禁止されます。これらに違反した場合、勧告・命令の対象になり、命令違反は罰則の対象になります。政府には、厳正な執行を期待します。
さらに、我が国周辺の安全保障環境が厳しさを増す中で、昨年末に新たな安全保障戦略が閣議決定されました。我が国に飛来するミサイルを全て迎撃することが難しくなってきたことから、反撃能力を保有します。ただし、憲法9条の専守防衛の範囲内で、日本に対する武力攻撃が開始された時、止むを得ない必要最小限の自衛措置として実施されます。国際法で禁止されている先制攻撃は許されません。
GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議の案もまとまりました。エネルギーの安定提供と、脱炭素化実現のために、再生可能エネルギーを主力電源化し、原子力発電は安全性の確保を大前提にして抑制的に活用します。「原発に依存しない社会を目指す」との党の方針は変わりません。
本年は、党のネットワークの基盤を築く統一地方選挙が行われます。ご指導・ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。